予選ラウンドで次々とコースレコードを塗り替えてきたベン・マーティンの存在も霞む、圧巻の18ホールだった。首位に4打差から「チューリッヒクラシック」3日目をスタートしたノ・スンヨルが、
SLDR ドライバー 7バーディ、ノーボギーの「65」で回り、通算18アンダーで単独首位に浮上。米国ツアー初優勝に王手をかけた。
1991年に韓国のカンウォンで生まれ、石川遼、松山英樹と同じ22歳。海外へは早くから積極的に飛び出し、2010年には欧州・アジア共催「メイバンク・マレーシアオープン」を18歳で制覇。同年は
キャロウェイ x hotアジアンツアーの最年少賞金王にも輝いた。米国ツアーには、11年末のQスクールを10位で突破した翌12年から本格参戦。今年で3年目のシーズンを迎え、キャリアベストは12年「AT&Tナショナル」での4位タイ止まりだが、13年には下部のウェブドットコムツアーで初優勝を経験するなど、着々と足元を固めている。