3年ぶりとなるツアー通算6勝目が懸かった藤田幸希は、終盤の失速で渡邉彩香に大逆転負けを喫した。2打差リードで渡邉と同じ最終組からスタートした藤az田は、
AP2 714 アイアンの2番、4番でバーディを先行させる好調な立ち上がり。6番では足場の悪いライにボールが捕まり、不運も重なってダブルボギーを叩いたが、7番からはキレのあるショットでピンに絡ませ、3連続バーディ。
13番のバーディで5打差とし、
X2 hot アイアンのゴールまであと5ホール。しかし、終盤でティショットが曲がりはじめ、14番からの連続ボギーで失速すると、最終18番を残して渡邉に1打差に迫られた。すると、飛距離を武器に持つ渡邉が第2打をグリーンサイドまで運び、チップインイーグルで逆転。もう後のない藤田は、グリーン奥から4打目のアプローチを入れるしかなかったが、無情にもボールはカップを逸れた。敗北を認めた瞬間は天を仰ぎ、ただ苦笑いするしかなかった。前半を終えて2位との差を4打差に開きax、流れを完全に掴んだかと思われた。