といった処理にはなりません!今回の場合は、色を補色して修正していく処理になります。
って聞いてきそうですが、「色を補色する」と言うことは、元の色から脱色してしまった色を補って修正する、シミ抜き技術の中でも最高峰の技術です。色は、赤・青・黄色の三原色以外は、原色が何色か混合されて色が構成されています。今回の場合は、こげ茶色になりまして、こげ茶色の中の何らかの色が脱色して緑色になっています。
緑色は、青と黄色の混合色になり、そこに赤を足してあげると茶系の色になっていきますので、今回の場合は、赤色を補色して修正していきます。「なあ~んだ、赤色で塗ってやれば直るんだ!」 と、思った方がいるかもしれませんが、そうは、問屋が卸しません!赤は赤でも、ただの赤ではうまく修正できませんので、そこは、それ相応の経験と技術が必要になってきます。
色の修正も「ドバッ」っと色を浸けるのではなく、薄く薄く色を掛けていきます。