腕力でボールを飛ばそうとせず、体の回転する力を 上手く利用するように腕を振れば 状況は 改善するはずだ。
腕の動きを 肩の回転運動とリストターンの最適化を図ることに主眼を置いて その振り幅やスピードを調整することで、全く異なったコンセプトのスイングが完成することになる。いずれにしても、前述の三つの条件を満たした動きは、簡単そうに見えて クラブを握ってボールを打とうとすると
712 MBアイアン案外 出来ない動作である。多くの場合 (右利きの人では) バック・スイングで 背骨が左に傾いてしまったり、体全体が右に大きくシフト (所謂、スウェイ) したり、また、腕を振り上げる動作と一緒に 肩がほとんど回転せずに、ただ腕を上げて手を頭の右辺りに持って行くだけの動作に終わったりする訳だ。
腕でクラブを持ち上げるスイングでは、回転軸である 背骨と肩の直角な位置関係が崩れてしまうだけでなく、回転量が極めて少ないスイングになってしまうことは
アイアンmb712良く理解頂けるだろうが、そうしたバック・スイングをしたら、フォワード・スイングでは、左右の肩が回転する力を利用すると言うより、腕がただ上下に動く だけに近いから、力強いボールを打てないという理屈になる。
また、ボディー・ターンと言うと 左足のかかとを上げて 腰を 目一杯 回してしまう人も居ると思うが そうした体の回転の仕方も間違いである。
タイトリスト アイアン mb712正しいゴルフ・スイングでは、軸がふらふら動かないように 腰をずっしり安定させ、逆に、あまり回転させないようにして、上半身を捻るように回転させる (ゴルフ用語で 捻転という) のが 正しい回転の仕方なのだ。
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