ロケットボールズ ステージ2有効になってくる

それでも、グリーンまで距離のあるショットをパットで強くストロークした場合、 グリーンまでの芝のコンディションによって 最初の数メーターのところでボールが跳ね上がったり、逆目の場合は 摩擦で急速に失速したりして、ボールの挙動が予想し難くなるから、パターを使うのは得策とは言えないケースが多い。

　そこで、前述のような状況下では 上図 C の辺りに低いボールを落として転がすショット、所謂、ロケットボールズ ステージ2バンプ・アンド・ランのショットが ピッタリ来ることが多いのである。どのようにボールが転がるかが比較的予想し易いので、ツアープロなども良く用いるテクニックである。 ミドルアイアンなどを使って低いボールで転がせば、パターよりもロフトがあるので、最初の数メーターのボールの挙動が予想し易く、普段から練習さえしてい れば、比較的 距離を合わせ易いショットになるはずだ。

　一方、7番アイアンなどで転がす場合は ウェッジで打つ時のように強く打つロケットボールズ ステージ2 ドライバー必要はない訳だから グリップやコックの入れ方などで 逆に パットの要素を取り入れたショットが 有効になってくるということもある。長いパットの打ち方は チップパット、そして、パットのように転がすチップショットをパットチップなどと呼ぶ由縁でもある。

　転がすチップ・ショットを どのように打つべきかは 一概に 言えない面もあるが、パッティングの打ち方の要素を 取り入れたり、フック （トップ） スピンをかけるようなイメージの打ち方を導入することも有効である。