バブルヘッド人形を持ったJ.スピースのファンの姿が、多く見られた。「いずれにせよ、『ウィンダム選手権』ではプレーオフになっていただろうね」と、初勝利から1ヶ月後に、同じく新星と呼ばれるパトリック・リードにプレーオフの末に敗れた大会について語ると、「でも、海外の試合(全英オープン)には出場していなかったと思う。きっと『全米プロゴルフ選手権』に出場していたんじゃないかな。
タイトリスト 714 AP2だから、『ウィンダム選手権』のプレーオフの結果が、フェデックスカップのプレーオフ出場を大きく左右したかもしれないね」と続けた。
今大会初日には「全英オープン」優勝経験者のスチュワート・シンク、過去3度「ジョンディアクラシック」を制しているスティーブ・ストリッカーとペアを組む。スピースは前日の会見で、もし1年前に
タイトリスト714 CB アイアンバンカーショットを決められなかったら、“どういう人生になっていたか”、もっと言えば“ならなかったか”について考えることがあると話した。上記以外にも、スピースは、1年前の優勝がなければ、「プレジデンツカップ」にも、「ヒュンダイトーナメントofチャンピオンズ」にも出場することはなかった。本人が「世界のベストプレーヤーと戦う上で自信を持つことが出来た素晴らしい大会」と形容した、エリートレベルのプレーヤーが出場する大会にも出られなかっただろう。