オフィシャルホテルへの宿泊はバスによる送迎が行われるなどのメリットもあるが、高額であるため、近隣にある通常のホテルに泊まる選手も多い。昨年から米国ツアーに参戦する上原彩子もその1人。「オフィシャルに泊まる、泊まらないは、ホテル代を見て判断しています。普通のホテルから、レンタカーで
ゼクシオ セブンアイアンでのコースに行くこともありますよ。今週は助かりますね」。
さぞ高いだろうと思って宮里美香に聞いてみたところ、「今週、選手は無料なんですよ。飛行機代も」とまさかの回答。「アメリカから移動する選手がほとんどなわけだし、経費を自己負担していたんじゃきついですよ」。基本的に、海外で行う出場選手数が限定された予選落ちが無い試合では、出場選手の経費を大会側が負担をしているという。しかし、米国で行われる通常の試合における経費は、もちろん選手負担だ。
タイトリスト714 CB アイアンより存在意義の高いトーナメントとして成功・発展させるためには、主催者にとってやはり世界トップクラスの選手たちを揃えることが命題の1つ。上原の話を聞き、その努力が伝わってくるようだった。