こうした僅かながらではあるが、ロフトがあった方が良い結果になるのは どんなに短く刈り込んだグリーンでも ボールが芝にほんの少しではあるが 沈むからだ。
沈んでいるボールに 最初から順回転を与えて転がそうとしても 上手く行かない訳で 最初に
テーラーメイド r1必要以上のバックスピンを 与えずに ボールを少し浮かせ、同時に、狙った方向にボールを飛ばすことで ボールにいち早く 順回転を与えると言うのが 正しい考え方になる。USGA のテクニカル・ディレクターであるフランク・トーマス氏によれば、標準的なスピードのグリーンで 3m のパットを打つ時のパターヘッドのスピードは時速 5 - 6km になるが、
テーラーメイド r1 ドライバーそのスピードでフェースが ボールに当たれば (但し、前述のロフトが維持された状態で) ボールは少しバックスピンをしながら約 10cm 宙を飛び、着地して滑るような状態で 25 - 30cm ほど進んでから 順回転を始めるそうで、それが 望ましい転がりのボールと言うことになる。
一方、パターヘッドの動きは 主に 肩、腕、そして、手首の動かし方によって決まるが、パターを引いた時点で手首がある程度 折れていれば、腕の振り幅が小さくとも 比較的 大きな テイクバック (パターヘッドの動く距離) になる。