千葉県の袖ヶ浦カンツリークラブ・新袖コースで開催されている「ニチレイレディス」の2日目、生涯自己ベストスコア更新となる「65」をマークした藤田光里が、通算6アンダーの2位タイに浮上。今季「スタジオアリス女子オープン」、「ワールドレディスチャンピオンシップサロンパスカップ」に続く3度目の最終日、最終組でツアー初勝利に挑む。
8時9分にティオフした藤田は、1番で4メートルのミドルパットを沈めて幸先良くスタート。「5、6メートルの距離がいつも以上に入った」と、前半は5つのバーディを量産してリーダーボードを駆け上がった。迎えた後半もその勢いは止まらずさらに4つ。ボギーはトータル2つに留めた。
奪った9つのバーディのうちの6つは全て5メートル以上の距離を残したバーディパット。面白いようにカップに沈むボールを見て、「なんだか気持ち悪い(笑)」と思ったのが藤田の率直な感想だ。ショート気味に打つ癖を修正するために、今季はパットをカップオーバーさせることに課題を置いた。この日ショートしたパットは1回のみ、果敢に攻めた結果だった。
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