「今日は本当に良いパッティングが決まってくれました。途中でボギーのピンチもあったけど、そこをしのいでいってバーディが来てと、良い流れでした。昨日がもったいなかったけど、昨日あっての今日だと思うので、最終日伸ばせたのでよかったと思います」。「朝7時に出発するよって言っているのに、7時に起きてみたり。普段は静かで、人見知りでのんびりした性格なのに、
キャロウェイ X HOT になるとピリッとして人が変わりますね。今日も(攻めて)行きたがるのを抑えるのが大変でした。(17番はいつもは3Wなのに今日はドライバーで行きたがって)『美紀のプレーを貫こうよ』って、抑えました」。
千葉県袖ヶ浦市にあるカメリアヒルズCCで行われた「アース・モンダミンカップ」で、プロ5年目にして悲願の
ゼクシオ8 ツアー初優勝を飾った酒井美紀。決して遅くはないが、プロ転向時の期待よりは時間を要した分、苦労人と言えないこともない。彼女の人となりを、姉でキャディも務める美香さん(30歳)の証言と、本人証言で紹介しよう。