片山晋呉が伸ばした。3日目は3アンダー69のラウンド。2位に6打差をつけて独走の気配だ。
出遅れ気味だった現在の賞金トップ谷口徹も猛烈に追い上げてきた。しかし賞金レーストップとの差は770万円。もし片山が逃げきって優勝すれば、たとえ谷口が単独2位を維持しても文句なく片山賞金王が決定する。この図式に波乱が生じるとすれば最終日 片山の大叩きしかない。7打差をつけるはずが最終18番(ロング)ボギーで一つ落とした片山。確かに気分の悪い終わり方ではあるものの、明日のプレーにまで影響があるかどうか。
ゴルフ用品7番から11番まで5連続バーディ。ボギーなしのトータル7バーディと快進撃の谷口徹。「今日はいいラウンドなんだけど・・まだ上がいるからね。満足はできない」
「明日は晋呉と一緒に回りたい」と強調した。「フィリップモリス以来です。ボクはそれを望んでます。ボクはぜったいギブアップしません」
片山晋呉は6バーディ、3ボギー。最終ホールは3打目を池に入れた。「もったいなかったけど、まぁ60台出たし。今日もスコアボードはぜんぜん見ていません。谷口さんのことも他の人のことも気になりません。やっぱり自分の調子が本当にいいですから。パッティングも完璧に近い。アプローチが寄らなくても入ると思ってるから楽にプレーできます」
www.cleanwv.com応援がすごい。「みんなに注目してもらってる。その注目がボクのエネルギーになってます。これまでこれたのは自分の力じゃないです。トレーナー、キャディ、ファン。みんなに乗せられて、もうちょっと頑張ってみよう・・と思ってここまで来れたんです」