後続に7打差を付けて迎えた決勝ラウンド2日間で、苦しんだのはグリーン上。土曜日に31パット、そして日曜日は32パットを記録した。エブリーに追いつくチャンスだった16番では、2オンに成功したものの、6メートルのイーグルチャンスから3パットパー。トータル23パットだった初日は「
ゴルフクラブセットホールがバケツのようだった」としていたが、「トーナメントを制する絶好のチャンスだったのに。残念でならない。70位以下を記録したのは、激安ゴルフクラブプロ2年目の2001年8月以来のことだったが、数年をかけてバウンスバックに成功した。世界ナンバーワンの称号。スコットにとっても「幼いころから夢見ていた。タイガーと初めて一緒にプレーした時は、それがいかに遠いものか実感したけれど」と言うように、それは大きなモチベーションのひとつだ。
今日は少し緊張していた。プレッシャーのかかった場面でもっと練習を続けなくてはいけない」と悔やんだ。今大会を制し、タイガー・ウッズとともに当初のスケジュール通り、次週からの2週間の間に試合に出場しなければ、連覇を狙う「
www.linazargar.comマスターズ」に初めて世界ランキング1位で臨むはずだった。スコットは不振にあえいだ2009年10月には76位まで低迷。