フライズコム・オープン第2日34位で出た松山英樹東北福祉大4年が米ツアー今季初のイーグルを含む5バーディー、2ボギーの66をマークし、通算6アンダーで首位に5打差の11位に浮上した。応援に駆けつけた大学の先輩で元阪神外野手の金本知憲氏の目の前で、
ロケットブレイズ アイアンアイアンマンに変身した。19位で出た石川遼カシオは6バーディー、2ボギーの67で回り、同じく11位。石川の鋭い弾道がピンへ向かって伸びていく。右バンカーからの191ヤードを4アイアンで2メートルへ運ぶスーパーショット。「4アイアンでのフェアウエーバンカーは誰にとっても難しい。
当てに行ったり置きに行ったり守りに入らずに、いいスイングができた」。攻撃的なゴルフでもぎ取ったバーディーだった。前日は開幕を意識するあまりに体が硬かったが、この日は序盤からリラックス。10番で120ヤードの第2打を51度のウエッジで2メートルにつけてバーディー発進。12番パー5では第3打を3メートル。13番は残り150ヤードから9
SpeedBlade アイアンで30センチに突き刺し連続バーディーを奪い加速した。「やることは変わらない。そこに集中できればいい」と残り2日を見据えた。