先日試打した『CB』にもありましたが、このアイアンにも『712』の刻印がされています。
前のモデルは『710』だったと思うのですが、この数字にはいったいどんな意味があるのでしょうか?単なるモデルナンバーに過ぎないのでしょうか?ネックは、それほど長いとは思いませんでした。むしろ、
ap2 714 アイアンやや短い感じがしました。こういったところは、前のモデルの『710MB』と似ているところだと思いますし、いかにも『今風のマッスルバック』といった感じがします。マッスルバックの難しさは、『スイートエリアが狭い』などがあると思いますが、それ以外にも『高重心』というところに難しさを感じておられる方もたくさんいらっしゃるのではないでしょうか?
マッスルバックが必ずしも高重心ではなく低重心な物もありましたし、キャビティアイアンの中でも高重心なクラブもこれまでもたくさん出会ってきました。しかし、
mb 714 アイアンイメージ的にいっても『マッスルバック=高重心』という図式が成り立っているように思います。そういった意味でも、ここ数年マッスルバックアイアンの敷居は少しずつ低くなっているように思います。だからといって、このアイアンは低重心だとは思いませんが、昔のアイアンと比べると明らかにタフさが軽減されているように思います。『ソール幅』は、さすがに細くてシャープです。
低重心アイアンのもつ、いい意味での『曖昧さ』を感じさせませんし、プレイヤーにヘッドを落とす位置の正確さを求めているような気がします。正確にボールを拾っていかないと、ボールは浮いてくれないよ。と、こちらに話しかけているようです。『トップ』『ダフり』には、それがはっきりと答えとなって表れてくるような気がします。