イオンスポーツは先頃、同社のフラッグシップブランド『GIGA HS787』シリーズのユーティリティクラブを発売した。このモデルは、"ユーティリティでも飛距離アップ"をコンセプトに、チタンとステンレスを複合した特殊構造をヘッドに採用、バックスピンを軽減しキャリー、ランともに飛距離性能を大幅にアップした自信作という。このモデルで最も注目される点が、
ピンG25チタンとステンレスの複合だろう。「通常交わることのないチタンと異素材の複合を可能にする特殊溶接により、圧倒的比重差のある15-3-3-3βチタンカップフェースと17-4PHステンレスの複合に成功しました」。
その結果、より深く低い重心位置を確保したとのこと。また、抜群のスピンコントロール性能を可能にするという「インナーヘキサウェイト」、小ぶりなヘッド形状とソールのHモノコック形状による引っ掛かりの抑制など、
ロケットブレイズ アイアンの「飛距離」、「操作性」、「方向性」と三拍子揃ったモデルと位置づけられる。ここ数年、飛距離系フェアウェイウッドが人気アイテムになっているが、2014年は飛距離系ユーティリティの台頭が予測される。その中でも差別化された機能性で、『GIGA HS787』が注目モデルとして話題を集めそうだ。