1打の価値あるショットになる訳であるが、そこで 寄せようと思って ミスをしてボールが戻ってくるようなショットを打てば、また、価値のないショットになってしまう訳だから、そこから 2打の価値あるショットで リカバリーを狙うよりは 1打の価値のあるショットをすることが得策となるケースもあると言うことだ。
実力と自信の程度によっては 1.5打の価値のショットや 1.8打の価値のあるショットを
712 mbアイアン 狙っても良いが 2打の価値あるショットを狙うことによって 価値のほとんどないショットをし兼ねない時などは、自分のショットの価値のターゲットを 1.0 近くまで下げることも考えるべきである。
加えて、池越えのショット、狭くて林などに入りやすいホール、そして、OB のある
ゼクシオ7ホールなどでは 自分のコースマネジメントの判断基準を作っておくことも有益だろう。例えば、2-3発に1発以上が池に入るのであれば レイアップ、3-4発に 1発は OB になりそうなホールでは ドライバーは打たないなど といった決め事を作ることである。通常、狭いホールは 距離が短いとか、距離の短いホールには落とし穴があるなどと言うのが相場だから、そうした場合は 1打の価値のショットという考え方を 飛距離という観点から 応分に調整して対応すべきなのである。
自分で納得できる考えに基づいてプレーをした結果 起きてしまったミスは 受け入れ易く、心理面やゲームの流れへの影響も最小限になるものだが、冷静さを欠いた不用意な判断をした時にミスが出れば、その後のプレーに大きな悪影響 を及ぼすことにもなり兼ねないから、自分が納得できるコースマネジメントのスタイルや考え方の基本のようなものを作っておくことがオススメで、そこに ショットの価値という概念を取り入れて欲しいのだ。