目的 である スイングの安定性を高めることは難しくなる。
一方、下半身の体重移動をなくせば 上半身の重心移動を ミニマムにすることは
ミズノJPX800アイアン容易になるという考えで 下半身の使い方を工夫するという発想も生まれるだろう。しかし、ゴルフ・スイングでは腕を振る訳だから、体の全ての部分で重心移動を最小限にするというこ とは出来ない訳で その調整を どうするかという問題が生じる。
そこで、その問題に対処するために バック・スイングで上半身の重心を 少し左サイドに動かして対応するという発想が生まれる。バック・スイングで 少し体重を左に乗せるようにすれば、腕の動きによる重心の移動に対応できると言う考え方だ。つまり、右のテーブル (D) のように バック・スイングで 左足に体重を乗せ、フォワード・スイングで
ミズノJPX800それを 右に動かすと言う組み合わせであるが、クラブを右に引いて 上半身を捻り、腕を振り上げれば上半身の重心はバック・スイングで右にシフトするから、それを下半身の動きで相殺するという発想だ。
このようなスイングは (B) の発想とは下半身の体重移動と言う観点からは真逆になるものである。