上手くボールを打てば そのボールの初速は ヘッド・スピードの 1.5倍近いスピードになるが、それ以上にはならないと言うことである。
例えば、同じヘッド・スピードであれば クラブヘッドの重量の重い方が スマッシュ・ファクターは大きくなるから、体力に自信のある人には
ミズノMP 69安定性と飛距離 という両面から 重いクラブがオススメである。しかし、重くなり過ぎれば ヘッドスピードが思うように上がらなくなるという理屈で、ドライバーに限って言えば、そのヘッドが 210g を 少し上回るくらいのものが マックスになる。
また、ご存知の通り、SLE (Spring Like Effect) に係わるルールの改定で 近年、反発係数 (COR) が一定の値 (0.830) を超える 高反発モデル は不適合となり、
ミズノMP 69アイアン正式競技のルール上使用が禁止された経緯があるが、この COR が 0.830 以下になり スマッシュ・ファクターは 1.50 を超えなくなったと言われており、実際のフィールドでは ほぼ そうした状況になっており、殆どのツアープロのドライバー・ショットのスマッシュ・ファクターは 1.48 - 1.49 に収まっているようだ。
一方、スマッシュ・ファクターの
アイアンMP 69大小に影響を及ぼすのが アタック・アングル (Attack Angle)、即ち、ロフトとスイング軌道によって決まるフェース面とボールが インパクト時に衝突する角度である。